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海外のフォーラムなぞを見ると、エアロホイールは後輪よりも前輪に付けた方が効果ありとする意見が目立つ。

そのことの表われだろうか。

http://www.sanspo.com/beijing2008/photos/080812/obh0808121805001-p44.htm
トラック競技の練習風景だが、6人中5人が前輪にディスクホイールを付けているのに対し、後輪にはスポークホイールを使っているのだ。
おそらく決勝は前後ともディスクか、前輪のみioみたいなホイールを使ってくるのだろうが、このホイールセレクトは興味深い。普通なら「逆」のはずだから。もちろん練習なので何らかの事情があるのかもしれないが。

あらゆる方向からの空気抵抗を考えなければいけない屋外では前輪ディスクはタブーだが、前輪のディープホイールは当たり前になっており、以前よりリムハイトの高いものが使われだしている。このあたりはスポンサーの関係で一概には言えないが、ZIPPが開発した1080なぞ、本来はディスクの使えないハワイアイアンマンのためのものだったのが、今年のツール・ド・フランスで幾人かの選手がTTで使用。優勝したサストレも前輪に使用した。
800mmを超えるリムハイトは重くなるだけでメリットが少ないみたいな事が書かれている記事を読んだ覚えがあるが、あのCSCがそんな無益なことをするとは思えないし。

前輪のリムハイトは操舵性に大きく関わるゆえ、ライダーのテクニックとの兼ね合いになってくるが、コントロールできる範囲で出来るだけ"高い"ものを選ぶのがトレンドか。

実際にはトラックでもあえてディスクを使わない選手もいて、前後輪ともにバトンホイールの車体もぼちぼち見られる。このあたりはデータ云々より本人の感覚で決める事もあるようだが。

いずれにせよスポークホイールにおけるリムハイトの有効な高さの限界値はどのくらいか、またライダーの操舵技術を優先させたほうが効果的なゾーンというものが、その限界値とどのような関連があるのか興味は尽きない。

この種のデータは各チームこぞって蓄積しているのだろうが公表されないだろうな。ものすごいお金がかかっているから。
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