2008 08.02 Sat トレード期限 ＣＡＴＥＧＯＲＹ ：MLB（メジャーリーグ）

土壇場になってラミレス、グリフィーの放出などビッグニュースもあったが、いずれもここまでトレードされていなかったのが不思議なくらいの選手なので、特にサプライズはなかった。

勝ち組、負け組は時間が明らかにするだろうが、

　勝ち組はヤンキース、エンジェルス、ドジャース

　負け組はホワイトソックス、レッドソックス

とあえて予想してみる。

とりわけグリフィーの獲得は意味不明。
シカゴからのアプローチも30日だったというから、ウィリアムズGMのひらめきか。

ヤンキースは選手の実力はともかく、弱点を補えたのが大きい。

エンジェルスはさしたる損失を出さずに主砲を獲得。
ただ、テシュエラは今オフFAなので、再契約できるか微妙。
とはいえ、今期だけを見据えれば賢明な補強なのは間違いない。

マニーの絡んだトレードは何とも・・・。
攻撃力では明らかなダウン。獲得したのはベイだけ。見返りで3選手も放出。
なんだか一人だけ大盤振る舞いしているようにも見える。
しかしベイはいい選手だし、ハンセン、モスは出したところでダメージはほとんどない。
ハンセンはドラフトの時はやたら注目されてはいたが、伸び悩んでいる。

マニーとブレイクを獲得したドジャースは打線強化の命題を無事クリア。
ただし、本来ならフェンウェイを本拠地にしていたからこそやっとこさ守備に付けるラミレスをDHのないNLのチームが獲るとは思わなかった。
黒田は打球がレフト方向に飛ばないよう祈るしかない。
ただし見返りのダメージはほとんどないし、明らかな戦力アップなので成功と言えるか。

マリナーズはほとんど動かず。
暫定GMでは動こうにも動けなかったか。
候補だけはやたらいたが、結果はやはりマリナーズという感じ。