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早速、試走。
約50km。

改造による機械的な不具合はとりあえず見受けられなかった。
ひとまず安心。

取り付けた直後、「ベアリングが砕けてんのかぁ!?」と突っ込んだくらいごりごりしていたBBの回転も不思議と外で走る分にはまったく体感できなかった。
しばらく様子見だ。

50km走った段階では、今回のプロジェクトは大成功といっていいと思う。
予想以上にうまく運びすぎてかえって心配なくらい。
細かく言えばここはもう少しな部分もいくつかあるが、それはあとでゆっくり片付ければいい。

36mmも狭まったQファクターにはまだ脚が慣れていないのだが、膝の痛みがほとんど出なかったのでとりあえず効果はあるように思う。
そもそも188mmものQファクターは多少なりとも速く走ろうと思う人にはかなり厄介だ。少なくとも整地を走る限り広いQファクターは要らない。
私も最初は何とも思わなかったが、雑誌で紹介されていたとあるペダリングを意識しだしたらいきなり左膝が痛み出すようになった。
それはペダルの付け根(内側)から母指球で外側に向かって斜め方向に力を加えてペダルを踏むと言うもの。
ペダルの外側から内側に向かって踏み出すとガニ股踏みになって効率が悪い。
それを直すための意識というか心がけをあの雑誌は言っていたのだろうが、元来X脚気味の私には合わなかったようで、確かに力のかかりも良いしスピードも上がるのだが、必要以上に内股になってしまい膝に負担をかけてしまったようだ。
結局、真下に踏むことと膝を垂直に上げ下げすることを意識することで膝痛は収まったが、今度は膝が体の遠い位置で上下している感覚が不快になってしまい、広いQファクターの弊害を実感するようになった。

今回のProject Drop9の最大の目的も実はこれだったのだけれど、やはり今のほうが自然なのかなと思う。
より体に近い位置で膝の上下運動が出来るし、上記のようなコツを意識しなくても、真下に踏むことを意識すれば自然と脚力をペダルに伝えることができる。

結果として約30分の連続走行でも48×20×87rpmで大体28km/hだったのが、50×19×92rpmで約31km/h。より重いギアをより高回転で回せるようになった。
以前は一苦労だった100rpmキープも、より楽にできるように。
登りでもこれまではほぼ70rpm固定だったが、80rpmまで上げるのも可能になった。
ここ最近は花粉のせいでろくに乗れていなかったので、むしろ筋力は落ちていたと思う。
それがこれだけ目に見える形で成果に現れたのは驚きだった。
これは今後も調子の良い時、悪い時含めテストする予定。

次回はギアについて。
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さあ、いよいよバーテープ巻きの時がやってまいりました~!

 

SILVAはなぜか色ごとに感触まで違うのが意味不明だが、今回は色を重視してゼブラ柄。
ちなみに、触り心地はあまり好みではない。
黒に比べてぱさついていて、滑る。巻くのも多少やりづらい。
このあたりイタリアンクオリティーかなと思う。

それにしても、バーテープ巻きってなんであんなに心が高揚するんでしょう。
楽しくてしょうがない。
ともかく浮き足立たないように落ち着いて最後まで巻き上げる。

 

完成。
ついにやった。
構想3ヶ月、作業約2日。
ちょっと感動。
とりあえず、主要なコンポーネントはすべて組み付け、ワイヤを張る。
実はこのワイヤを張る作業が一番手間がかかった。
ワイヤはブレーキ、シフターともにロード用を使用したが、もしバーコンをその通りドロップハンドルの端につけるやり方だとこの7.3FXの場合、付属しているアウターでは長さが足りない恐れがある。
少々アウトローな(?)解決策は後ほど。

 

懸案のフロントギア。
ロードのダブルギアクランクにMTB用のトリプルギアできちんと動作するのか。
これはかなりチャレンジングだったが、結果は大丈夫だった。

 

STIではなく、バーコンを使ったのがうまくいった秘訣かと思う。
バーコンのフロントシフトはフリクションなので、かなり調整代で自由が利く。
そこで、FDのHigh、Lowねじを回して、適当そうな可動域に絞ってやる。
そうすれば、結局2枚しかギアがないのだから、フリクションでも端から端へ動かすだけで変速できる。
微妙な手加減は全く不要。

SISだとこうはいかない。
そもそもMTBとロードではシフトワイヤーの引く量が違うので、MTBのFDとSTIの組み合わせではうまく作動しないことになっている(とはいいつつ、実は4500系Tiagraのトリプル用STIでMTBのFDがうまく作動すると言う噂がある、あくまで未確認情報)。

ごらんの通り、アウターに変速したときFDユニットとクランクアームの間隔は極小。おそらく2ミリ程度しかない。
最初、大丈夫かな~とクランクを手回ししたらキュキュとかする音がしたので、「やっぱり駄目か!」と一瞬凹んだが、よく見たらFDの外側についている「Shimano C101」と書かれたシールが擦っているだけだったので、マイナスドライバーでこじって上側に移植。
これで万事順調。
変速性能には全く問題なし。確か上引きの方が引く力が少なくて済むので、シフトも案外楽。
この組み合わせは案外お勧めかも。

上引きのFDに悩む方はフリクションレバーを使うのも一手だと思う。



ハンドル先にシフターがあるのも操作性が悪そうなのでなにか手はないかと思案して行き着いたのがこれ。
ライトのブラケットにバーコンを付けてしまう。
案外、操作性は悪くないし、ワイヤーも短く済むので、追加でアウターを買う必要もない。
格好はあまり良くないが、もはや7.3FXをドロップにするのに贅沢は言っていられない。
これはこれで個性的かなとポジティブに考えることにしている。

ちなみに、使用したのはSL-BS77。
9速用Dura Aceグレードのバーコンだ。
取説には7700系のDura AceのRDと組み合わせないと正常に作動しないとか書いてあるが、
7700のRDなんか現在ほとんど手に入らないし、7800系も9速に対応しているが、RDに諭吉は叩けない。
ちゃんとTiagraのRDでも文句のつけようがないほどキチンと動作するので、ここはスルーしましょう。

仮調整を多少手間をかけてやったので本調整はワイヤーを適切に張るだけで終了。

さて、あとはお楽しみの・・・。
作業もいよいよ終盤。

 

際物ケミカル登場。
そう、タクリーノのシーリンググリスである。
とにかくチェーン掃除を頻繁にやれない人間なので、こいつが説明書き通り働いてくれれば言うことなし。

成分はリチウム複合石鹸基とある。
きっと色々入っているのだろう。
そうでなければ、グリス80gに1200円なんてどう言い訳したって立派なボッタクリである。
臭いは結構きつい。

ちなみにオイルはFinishlineのRoad。
非推奨品使っていいんかい!?という突っ込みをいただきそうだが、まあ大丈夫でしょう(いいのか!?)。
それ含めてテストするので、駄目ならやり直し。



丁寧に刷り込んで、入念に拭いて取り付ける。
その実力はいかに。
答えは数週間後。
作業はどんどん進む。

 

BBの組み付け。
せっかくなので、SM-FC7800(Dura Ace)を投入。
当たり前だけど、7.3FXはJIS規格。

余談だが、シマノはなぜあんなにBBを豊富にラインアップしているのだろうか。
Tiagraが105より高いとか、Dura Aceもただでさえ回転が悪いと評判なのにベアリングを低級品に変更したりと、いまいち何がしたいのかよく分からん。
そんなにグレードを分けるならもっと差別化するとかしないと意味がないんじゃないか。
だから一部の何万もするような「セラミックベアリング使用」、「DAを超える回転」云々謳った超高級BBがなりたっているんだろう。
まあ、私にはあまり関係ないのだが。

それはともかく組み付ける際、TL-FC32はお勧めしない。
確かに安いが、指定トルクまで閉めるには画像のように延長パイプが必要なので、結局手間がかかる。
TL-FC36は専用品にしては高すぎるので、TL-FC33+トルクレンチかモンキーが一番いいと思う。

 

組み付け完了。

 

クランクを通す。
結構きつめなので、素手よりプラハンでたたいたほうが楽。
ただ最後の一押しで力強く叩くとベアリングにダメージがくる可能性があるので、もちろん適宜に。
後は左クランクを組み付けて完了。
チェーンステーとの干渉は全く問題なし。

あとはFDの仮調整。
実は、諸事情によりFDはそのまま使っている。
可動域をかなり狭めることになるが、なんとかいけた。
あとはチェーンを乗せたときにちゃんと変速してくれるかどうかだ。



RDを取り付けて仮調整。
シルバーが映える。
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