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おなじみフィニッシュラインのロード用チェーン潤滑油。



メーカによればこのRoadルブは特許も取得したと言うセラミックを含有したオイルで、このセラミック粒子がチェーンの可動部にコーティングを施し、潤滑性能が長時間持続し、かつ汚れを寄せ付けないという。

ちゃんと汚れます、はい。

液そのものは、とろっとしていて明らかにウェット系のあの感じ。
さらっさらのスピンドルオイルはすぅぅぅーとコマの間にすんなり染み込んでいくのに対し、こいつはじわぁーとゆっくり馴染んでいく感じ。

持続性能はやはりスピンドル油の比較じゃない。
雨で乗らなければ少なくとも500キロは潤滑性能がもつ。
まめに注油しない人にはイイ。

ただし、汚れの飛び散りは多くなった。
注油後に余分な油を入念に拭きとって時間を置いても、走ると汚れたオイルがチェーンステーやリムに飛び散ってしまう。
よって淡色のパンツは厳禁。

以下は推測だがこのオイル、長時間放置するとセラミック粒子と思われる白い沈殿ができる。
分離したオイルはかなりさらさらしている。
よってオイルそのものは軽いのだ。
沈殿する粉っぽい部分の成分(セラミック粒子とその他もろもろ)がさらさらのオイルと混ざって潤滑の持続性能を発揮しているんだと思う。
だから潤滑のもちは良いが、オイルそのものは軽い。
オイルはさらさらしているわけだから、汚れは粘つかない。
これがメーカーの言わんとする「ウェット系なのにドライ系並のクリーン性能」のからくりではなかろうか。

もしそうだとしても、上滑りの印象がぬぐえない。
持続性能の高さは買うけど、汚れたオイルの飛散が多くておしゃれ着で自転車に乗る人はダメだと思う。
メーカーとしては、「そんな人は毎日WAX Krytechを注油して」なんだろう(だからWAXルブにはRoadルブにはない32ozや1gallonのビッグサイズが用意されているのだ)。

まあこんなこと言いつつも、私はけっこう気に入っている。
一度注油すれば私の場合、2週間は何もしなくていいし、チェーンの動きが明らかにスムーズになったので、これはこれでいいかなといまのところ思っている。
単に、怪しげな「クリーン性能」とやらを求めなければ良いのだ。

第一、ウェット系なのに汚れないなんてありえないと思う。
ドライ系だって走ればしっかり汚れるのだから。
要は、汚れの質の問題なのだ。

前述の通りオイル自体はさらさらなので、汚れ具合はスピンドル油とほぼ同じ。
それで持続性能は明らかに上なのだから、試す価値はあると思う。

ただねぇ、いかにせん高い。120mlで実売1000円前後なんてオイル界では立派な高級品にあたると思う。
スピンドル油なんて、1Lでせいぜい400円くらいだし、もう少し粘度の高いオイルだって同じくらいで買える。
自転車専用というだけで、値段が跳ね上がるのはどうも腑に落ちない。
ただこのあたりの話は突っ込むと切りが無いので、又の機会に。
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