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今日、Livestrong Moderatelyで公開されたFSAのセラミックベアリングBBの回転の動画。
はっきりいって衝撃的だった。

手から離れたクランクアームがまるで振り子のように動くではないか。

DuraのBBでは絶対にああはならない。
今度チェーンを外したときに試そうかと思うが、Duraのベアリングは渋い。
装着当初の100kmなど、「ベアリングにひびでも入ってんのか!?」と思うくらい回転がごりごりしていて、クランクアームを通してまともに脚に響いてきたものだ。
あれから500kmくらいは走ったが、相変わらず回転はスムーズとは言いがたい。
特に、ローラーに乗っているときは今でもたまにだが、「ごりぃ・・・、ごりぃ・・・」と不気味な振動がでる。
正直、気持ちが削がれる。

とはいえ、値段が10倍もするBBを買うことは絶対にないが、少なくとも7900ではもうちとましになっていることを望む。

しかしである。
この「スムーズに回るBB」が実際どれだけ効果があるのかは難しいところだ。
これはうる覚えなので、話半分に聞いて欲しいが、同じくFSAのセラミックベアリングプーリーの場合、2個で対Dura比でセーブできるロスはわずか2Wにもとどかないらしい。

すでに極限まで鍛えぬいたプロ選手ならこの2Wはある程度の意味を持つだろうが、その日の気分で簡単に2~3km/h巡航速度が上下するような私にはおよそ誤差程度のものでしかない。
おそらく自転車で一番多く回転しているであろうプーリーですらこの差だ。
ましてもっと回転数の低いBBはどうなるのか。
想像に難くはない。

おそらくシマノも、この辺りの事情を十分に考慮に入れて商品開発をしているはずだ。
だから現段階で、シマノは「回るBB」は必要ないと考えているのだろう。

ここで、もう少しこの2Wにこだわってみたいが、
登りで車体を1kg減らしてセーブできるエネルギーは5Wらしい。
ものすごい乱暴な仮定だが、これにあてはめるとすると2Wのセーブは400gの軽量化と効果としてはほぼ同じ。
クランクとBB替えるだけで510gも軽量化できる7.3FXなぞいざ知らず、すでに最高峰の技術力で軽量化されたハイエンドロードで400g軽くするのは容易ではない。
こう考えれば、プーリー替えるだけで2W軽減は馬鹿にならないと考えることも出来る。

しかし、所詮逆立ちしたってそんな高みに達し得ない私のようなド素人が2Wに何諭吉も叩くなど非現実的だ。

ただ、BBに関しては考える余地もあるかなと思う。
とにかくクランクまわす度にあのごりごりを味わうのは正直不快だ。
例え、「回るBB」の有効値が2Wいや1Wに満たないとしても、ストレスなくクランクを回せるなら、この精神的効果は馬鹿には出来ないと思う。

だからせめてクランクが「振り子」にならなくとも、ごりごりしないBBを例えばシマノが5~6000円でリリースするなら買ってもいいかなと思える。
大量生産品なんだから、別にセラミックでなくともグレードの高い金属球を使うとか、グリスの量を調整するとかしても原価にして単品500円の増加にもならないだろう。

3~4万のBBが売れているんだから、ここのところどうでしょうかね?シマノさん!!
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自転車店のケミカルは高いと思われたことはないだろうか?

自転車店に行くと必ずケミカルコーナーがあって種々雑多のケミカルが所狭しと並べられている。
しかも驚くのが、たった20mlのグリスが1300円もしたり、10mlのオイルが1500円とか、360mlのクリーナーが1400円などなど目を疑うような高額ケミカルが目白押しなことである。
ホームセンターに並んでいるケミカル類と比べると、どの種類のケミカルも値段の桁が一つ多い。

私はケミカルの効果とか中身に関してはよく分からないものだから、「実は自転車の使用環境はとても特殊で、専用品でないといけないんではないか。だからこんなに高いのか」、と早合点していた。
自転車のメインテナンス用品を揃えようとするなら、まず誰もが自転車のお店に行くはずだ。
そこに並んでいるのが、この手の高額ケミカルしかないのだから、何も知らない客なら疑いもせずにそれらを手に取り、購入するだろう。

私にはどのケミカルが最高とか語ることは出来ない。
しかし少なくとも言えるのは、自転車におけるケミカルの依存度などほとんど無頓着で構わないものなのである。
少しオーバーな表現かもしれないが、自転車とともにバイクなどをかじっている人間なら誰もが同じようなことを口にする。バイクの可動部にかかる負担に比べれば、自転車のハブやらBBなんぞ文字通り何使ったっていいんじゃない?という訳だ。

確かに自転車の環境はある意味特殊とも言えなくもない。

ケミカルそのものに高度な性能が求められない代わりに、「汚れない」など見た目の問題も大いに重要になってくる。
自転車はただでさえ構成部品が少なくてシンプルな構造体なうえに、その部品がほぼすべて外にさらされていることもあって、見た目の美しさが余計に問題になる。

だが総合的に考えれば、自転車の使用環境は特殊でもなんでもなくて、使用環境に適応するケミカルを選べばいいだけのこと。決して自転車店に並ぶ「高級」ケミカルでなければならないということではないと思う。
それに加えて、これらの「高級」ケミカルがけっこう使えない、効果が並であることが多いと言う事実も無視することはできない。

例えばシリコン系オイルのスプレーの場合。
自転車店だととあるメーカー物の420mlで1500円くらいの商品が置いてあり、店の人に聞いても、「自転車の場合、使用環境を考えるとゴムとかプラスチックを痛める製品は避けたほうがよくて、これはその痛める原因の溶剤が入っていないタイプだから、これがいいですよ」みたいなことを言って薦めてくる。
しかし、ホームセンターに行くと同じような無溶剤でゴム、プラスチックへの使用も可能と書かれているシリコンスプレーが同じ量で300円くらいで手に入るのである。
この300円の製品でもまったく運用上支障はないし、効果も感じられる。
先の「高級」シリコンも友人に使わせてもらったが、値段の差を正当化するような違いは全く感じられないのである。5倍も高く付くのにである。

クリーナーもしかり。
320mlで1000円以上もする商品と、840mlで1500円もするクリーナーを試したが、ホームセンターで840ml缶300円のクリーナーと比較して何のアドバンテージも感じられないどころか、300円クリーナーの方が臭いが少なくて、汚れの落ちもよく使いやすいという全くもって不可解な状況を目の当たりにしている。
そしてやはりこの場合も値段は5倍

これ以外にも、フッ素配合を謳うスプレーも自転車店で扱われているものが180mlで3500円とか100mlで1500円。ホームセンターのものが420mlで600円~800円。こいつに限っては10倍に近い。

自転車店のケミカルはホームセンターで売っている同等品と比べて大体5倍は高く売られている。

あくまでこれらは私が見た限りのデータなので、そこはご了承願いたい。
もしかすると高額ケミカルは私の気づかぬところでものすごい働きをしているのかもしれないのだ。
しかしケミカル研究者でもあるまいし、そんな細かい部分まで突っ込む必要はないと私は思う。

私はケミカルを何処で買うか等にこだわりがないので、ホームセンターものでどれだけいけるか試してみようかと思っている。
「安物買いの銭失い」になるかもしれないが、それはそれで教訓になっていいだろう。

「価値あるものにはそれ相応の対価を払う」
そういう考えもあるだろう。いやむしろこの考え方は凄く大切だと思う。
いいものには金を惜しんではいけないと思う。
しかし、どうもケミカルの世界は怪しい臭いがプンプンしていて、素直に高いものを買う気になれない。

とあるメーカーはレース会場で、ホームセンターものと比較実演をしていかに自社の製品が優れているかあれこれ主張しているらしい。しかし、あんた同じ量でも400円しないものと、1800円以上もするもの比べたら良くて当たり前だろと思う。良くなかったら詐欺だ。
しかも良かったとしても、実際どれだけ良いのか、それにその高性能が我々に本当に必要なのか分かったものではない。
使い道さえ間違えなければ一般ピープルは400円の物で十分な気がする。

5倍以上の値段を補って余りあるようなメリットがあるなら、喜んでそのお金は払いたいと思うし、ないなら買わない。そんだけ。
日本選手権4回制覇、日本人初のワールドカップ優勝と今や日本トライアスロンのエース、田山寛豪選手のミニ番組が先日ふと観たが、とても興味深い内容だった。

田山選手の凄いところは身長166cmと決して高くないのに、大柄な外国人選手と対等に勝負していることである。

ランはそうでもないと思うが、スイムとバイクはかなり身体面のアドバンテージが生きる種目である。
腕が長ければそれだけ一掻きで多く進むし、バイクのポジションもホイールが700C主流の現状では長身の方が有利だ。
田山選手はランが強い選手だと思うが、それでも前半二種目で遅れをとってはトップは狙えない。

そんな田山選手が得意のランまでで、可能なかぎりタイムロスを防ぎ、かつランで余力を残すために重要視しているのが、
肩甲骨
だそうだ。

田山選手の肩甲骨の周りはボリュームがありながらもしなやかな筋肉で覆われ、可動域も広い。
肩甲骨の可動域が広ければ同じ腕の長さでも、よりリーチが伸びてスイムでの掻きを減らすことができる。

「ああ、結局スイムの話か」と思っていたら、この肩甲骨がバイクでも活きているというのだ。
脚の上下運動と肩甲骨周りの筋肉をリズム良く使うことで疲労を上半身にも分散させ、ランに向けて脚を残すことができるそうだ。
トライアスロンの選手はランで使うハムストリングを温存するために、バイクでは脚の前側の筋肉を意識的に使うという話を聞いたことがあるが、疲労を上半身にも逃がすことができればより効率が良さそうだ。

確かに峠なんかを登っていて、インナーローでヒーヒー言いながら登っている私をあっさり抜き去るバリバリロードマンたちは上半身の使い方がとても綺麗だ。私と同じくらいのペース登っている人たちは私含め肩がいかっている人が多い。一見力が入っているようでただ硬くしているだけなので、決して使えてはいない。
腹筋や臀部までは意識できても、なかなか肩まで意識するのは難しい。

最近は上半身もうまく使えるようにと、全くやってこなかった上半身の筋力トレーニングをぼちぼち開始。
効果があったらまた書きます。
細かい欠点を上げれば切りはないけれど、7.3FXは本当に良く出来た自転車だと思う。

最近、特にそれを感じるのがダウンヒル。
60km/hオーバーで攻めてもほとんど不安なところがない。
フォークはしっかりしているし、タイヤはしっかり路面を捉えてヒヤッとすることもない。
これだけよくできているとなかなか新車を買う意欲が起こらない。
欲しい、欲しいと言いながら結局買わないのもこれが原因かな。

とりあえずもう少し7.3を乗り倒したい。
ホームセンターで「潤滑スプレー」なるものを購入。
一応、フッ素が入っているらしい。
値段は420mlで498円。

チェーンに使ってみたが、これが思った以上に好感触。
変速、潤滑ともにフィ○ッシュラインのロードよりいい気がする。
ただ持続力が如何ともしがたく、100kmまでは最高の潤滑だがそれをこえると不可逆的に性能が落ちていって、300kmも走るとカラカラ。変速も目に見えて悪化してしまう。
オールドライの走行条件を考えると、ウェット環境でのテストは気が引ける。
ロードルブだと下手したら400kmは何もしなくてもそこそこ走れてしまう。
もちろん汚れはかなりひどくなるが。

ただこいつは汚れだすタイミングはゆっくりめ。
ロードルブだと10km程度の走行でもきっちり汚れているが、こいつだと100km前後なら目立った汚れがない。ただ潤滑性能と同様にこのまま放っておくと徐々にコマが汚れていきチェーンリングも真っ黒。
チェーンプレート外側は最後までほとんど汚れなかった。
これだけでも有難い。

100km走ったら、外してディグリーザーにどぶ付けしてまた噴けば良好の性能を維持できる。

ホームセンターものも侮れない。

しかし100kmという距離はいかにせん短い。
せめて200km性能を維持してくれれば週末乗り込んで夜に洗浄で済むのだが。
今度は100km走ったあとその上にまた重ねて噴いてみようかと思案中。
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