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作業もいよいよ終盤。

 

際物ケミカル登場。
そう、タクリーノのシーリンググリスである。
とにかくチェーン掃除を頻繁にやれない人間なので、こいつが説明書き通り働いてくれれば言うことなし。

成分はリチウム複合石鹸基とある。
きっと色々入っているのだろう。
そうでなければ、グリス80gに1200円なんてどう言い訳したって立派なボッタクリである。
臭いは結構きつい。

ちなみにオイルはFinishlineのRoad。
非推奨品使っていいんかい!?という突っ込みをいただきそうだが、まあ大丈夫でしょう(いいのか!?)。
それ含めてテストするので、駄目ならやり直し。



丁寧に刷り込んで、入念に拭いて取り付ける。
その実力はいかに。
答えは数週間後。
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作業はどんどん進む。

 

BBの組み付け。
せっかくなので、SM-FC7800(Dura Ace)を投入。
当たり前だけど、7.3FXはJIS規格。

余談だが、シマノはなぜあんなにBBを豊富にラインアップしているのだろうか。
Tiagraが105より高いとか、Dura Aceもただでさえ回転が悪いと評判なのにベアリングを低級品に変更したりと、いまいち何がしたいのかよく分からん。
そんなにグレードを分けるならもっと差別化するとかしないと意味がないんじゃないか。
だから一部の何万もするような「セラミックベアリング使用」、「DAを超える回転」云々謳った超高級BBがなりたっているんだろう。
まあ、私にはあまり関係ないのだが。

それはともかく組み付ける際、TL-FC32はお勧めしない。
確かに安いが、指定トルクまで閉めるには画像のように延長パイプが必要なので、結局手間がかかる。
TL-FC36は専用品にしては高すぎるので、TL-FC33+トルクレンチかモンキーが一番いいと思う。

 

組み付け完了。

 

クランクを通す。
結構きつめなので、素手よりプラハンでたたいたほうが楽。
ただ最後の一押しで力強く叩くとベアリングにダメージがくる可能性があるので、もちろん適宜に。
後は左クランクを組み付けて完了。
チェーンステーとの干渉は全く問題なし。

あとはFDの仮調整。
実は、諸事情によりFDはそのまま使っている。
可動域をかなり狭めることになるが、なんとかいけた。
あとはチェーンを乗せたときにちゃんと変速してくれるかどうかだ。



RDを取り付けて仮調整。
シルバーが映える。
以後、コンポーネントの組み付けだが、私が参考にしたのはサイクルメンテナンス飯倉清氏製作のDVD「ロードバイク完全組み立てVer1.1.2」。
こいつは本当に良い作品で、まさに「一家に一本」だと思う。
私なんぞの説明よりよほど分かりやすいので、ここでは細かい作業手順、コツ等は割愛させていただく。

 

まずは、汚れ防止、潤滑のためにチェーリングとスプロケットの刃先にシリコンスプレーをかける。
ついでにクランクアームの裏も汚れがたまりそうな形状なのでシューっとな。



そしてスプロケットを組み付ける。
8速に対応しているハブは大抵9速にも対応しているようだ。
あまりにきらきらしていて存在感ありすぎ。
ここで、交換するパーツを引退する(?)先輩方と記念撮影。

 

9速化するので、もちろんスプロケットは交換。
左はTiagraグレードのCS-HG50。ギアは13-25。13-14-15-16-17-19-21-23-25のほぼクロスなギア。
右のSRAMは11-13-15-17-20-23-26-30というとんでもない飛び飛びギアなので、かなり走りやすくなるはずだ。
11や12といったギアは私の脚力やフレームの性能を考えても無用の長物。
ちなみにこの交換で80gの軽量化(333g→253g)。

 

お次はRD。
見比べると、Deoreはみる貝か!?ってくらい出てるね。
シマノのロードRDは下位グレードでも高級感があって好印象。
もちろん、可動部の精度とか耐久性は上位に譲るが、そんなにハードに乗るわけではないし、基本性能さえ抑えてあればあとは見た目さえよければ私のような素人には十分な訳でして。
あとでも書くが変速性能に関してはまったく問題なし。
ちなみにRD-4500はSSでもキャパシティが31あるため、計算上はフロントが50-34でもリア12-27が使える。
RD交換で56gの軽量化(311g→255g)。


 

個人的に今回最大の目玉がクランク周り。
今回はコンベンショナルなスクエアテーパーから一気に最先端のスルーアクスルにバージョンアップ。
ちなみにTiagraのFC-4550は厳密にはHollowtechとは言わなくて(クランクが中空ではないため)、便宜上キャップレスデザインと名付けられている。
まあこれも先述の通り、基本性能さえ抑えて・・・(以下省略)。
軽量化もここが一番顕著で、BBユニットだけでなんと223gもの軽量化(321g→98g)。
左右クランクとチェーンリングで287gの軽量化(1137g→850g)。
合計で510gもの軽量化に成功。



最後はチェーン。
せっかくなのでCN-7701を導入。
一応右の旧いチェーンも簡単に脱脂したのだが、なんともみすぼらしい。まるで墨でも被ったみたいだ。
ご覧の通り、下位と上位のチェーンの外見の違いは色で、安いものは黒、高いものシルバー。
これだけ輝いていると汚れが目立ちそうだ。
旧いチェーンは多少いや大いに汚れても全然気にならなかったが、今度こそまめにケアするかな。
ただすでに究極の手抜きの手段を講じようとしているのだがね・・・。
性格的なものは機材では治らないようだ(笑)
チェーンは36gの軽量化(317g→281g)。
いよいよ作業開始。



いや~壮観!
これを機会に、フレーム全体を洗浄。
そしてその上にシリコンスプレーを吹きかける。
どれだけ効果はあるのか実験する。



とりあえずきったないBBシェルを洗浄。



パーツクリーナー吹きかけただけの状態。
写真で見るよりかなり綺麗になった。
ワコーズのスーパージャンボより(298円の)速乾系のクリーナーのほうが使いやすい。
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