「本当に役に立つ情報をウェブに載せるやつはいない」、とかウェブ上で豪語する人いるけど、それって、「私はウェブでは役に立つことは一切書きません」とアピールしているのと同義だと理解している。

こういうことを言い放つ人はあおるような言葉を多用するので、割と注目を浴びていることがあるけれど、中身をよく見ると、ほとんどが中身のないノリ突っ込みなので、下品でつまらない漫才程度の存在価値しかない。

今日のオリンピック放送を見て思ったんだが、なぜマスコミはフィギュアスケートのロシア人をしつこく取り上げるのだろうか。結果を見てもフリーでのミスがひびいてメダルを逃している。他にも日本人選手は山ほどいるのにだ。NHKもフィギュアの放送ばかりでスキークロスやアルペンは一切再放送しなかった。一日に4回も放送してそんなに需要があるのだろうか。

競技そのものに関心が高いからか。それとも帰化したのが”えらい”からか。そうでないとすれば、日本人の関心が高いからか。いずれにしても釈然としない。他の日本人選手を押してまでわざわざ特集したりして取り上げる意図がさっぱり分からないのだ。今日の報道を見る限り、メダルを獲得した選手に並ぶかそれ以上の扱いだった。

原因が皆目見当もつかないのでこれ以上発展させようもないし、深く掘り下げる気にもならない。本当に訳がわからん。

以前、twitt○rとt○mblrをメインに情報収集を試してみたが、どうもうまくいかなかった。どうしてかと言うと単純にこれらに流れる情報は大幅に「加工」してあるから頭に入らない。分かったつもりになるなら十分だけれど。

あまりに多くの人間が軽々しく「神」という表現を使うように思えるが、本来神の領域は決して人間には理解できない。持ち上げるにしても、こき下ろすにしてもことばの選択が極端になりすぎてもう余裕がない。

消費という行為はなんと残酷なものよ。